サスティナブル・SDGS・エシカル消費について

サステナブルな社会とは
「資源を使いすぎず、地球を壊すことなく豊かな環境を次の世代にも繋げよう」と言うこと。

SDGs(持続可能な開発目標)とは
2030年までに世界が達成すべきゴールを表したもので17の目標と169のターゲットがあります。
目標達成に向けて行動していくことで、2030年以降も持続可能な社会を実現させ続けることを目指しています。
世界中で気候変動・貧困・人権問題など多くの課題に直面しています。このままでは安定してこの世界で暮らし続けることが困難になっていく可能性があり、世界中で協力し合い解決しようと言うことで目標が作られました。

エシカル消費とは
人や地球環境・社会・地域の活性化や雇用などにも配慮した消費やサービスのこと。
「人」「環境」「社会」「地域」にやさしい思いやりの行動。
お買い物を通してよりよい未来を選択する。 

例えば・・・買い物するときにできること。
【エコ商品を選ぶ】
 リサイクル素材を使ったものや資源保護等に関する認証のある商品・資源を無駄にしない商品の購入。
【オーガニックコットンを選ぶ】
 農薬や化学肥料を使わず自然のサイクルに逆らわず育てられた環境に優しく安心出来る素材。生産者の労働や健康にも配慮。
【フェアトレード商品を選ぶ】
 発展途上国の原料や商品を適正な価格で継続的に取引された商品。生産者の生活改善や自立の応援につながります。
【寄付付き商品を選ぶ】
 売り上げの一部が環境保護など寄付につながる商品。
【支援につながる商品を選ぶ】
 働きたい障がいのある人・就労困難者・自立を支援している事業者の商品。
【地元生産品・国産を選ぶ】
 地産地消による地域の活性化。日本の自給率に貢献する。
【応援消費】
 被災地の特産品を消費することで経済復興を応援。
<認証ラベルのある商品>
【MSC認証】
 海洋の自然環境や水産資源を守って獲られた水産物。
【FSC森林認証】
 適切に管理された森林資源を使用した商品。
【RSPO認証】
 環境への影響に配慮した持続可能なパーム油使用の商品。
【有機JASマーク】
 農薬や化学肥料に頼らず、自然界の力で生産された農作物・加工食品、飼料および畜産物につけられるラベル。
(認証ラベル・マークはほかにもたくさんあります)


例えば・・・買い物以外でできること
・食べ残しを減らす(食品ロス削減)
・省エネや節電につながる行動を実践する。
・5R 
Reduce(リデュース)
 ごみの発生を少なくする。丈夫な服や気に入ったものを買って長く着回したり、詰め替え用でごみを減らすなど
Reuse(リユース)
 再利用。フリーマーケットやリサイクルショップで中古品を買うなど
Recycle(リサイクル)
 ゴミを再び原料に戻したり、エネルギーとして有効活用など
Refusu(リフューズ)
 ゴミの元になるものを買ったり、貰ったりしない。レジ袋を貰わない、使い捨て容器を買わないなど
Repair(リペア)
 ものが壊れた時に修理してできるだけ長く使う。


気に入ったものを長く使う・譲り受けたものを大切にすることもエシカル消費の一つのかたち。
出来ることから始めてみる小さな一歩が大切。
サステナブルな社会を作っていくうえで、エシカル消費は最も実践しやすい行動の一つです。